プロジェクト

祇園の中心にふぐ料理店として栄営していた築80年の町家をリノベーション。すべて天然素材を使用し日本と西洋の文化の相乗効果を生かした住居に改装しました。アメリカ出身のクライアントは、友達を自宅に招待し、多くの時間をキッチンで過ごすことを楽しむ日本びいきのカップルでした。

これを踏まえて、居ながらにして日本文化に囲まれながら、米国風キッチンの快適さを感じる住まいづくりに努めました。世界的に有名な和紙アーティストの 堀木エリ子氏の作品が入り、このプロジェクトに新たな次元が加わりました。 堀木エリ子氏は、室内に2つのスペースを創り出す和紙スクリーンを作成しました。この試みは、過去数多くの作品を手がけた彼女にとっても新しい境地への挑戦となりました。

＊TOMUROアトリエとの共同設計。